鯖江駅前のちょい飲み屋台「ほやっ停」
「ほやっ停」って?
12月16日(木)のプレオープンから10日が過ぎました。
「ほやっ停」
まだご存知ではない方に「ほやっ停」って一体何ぞや?を軽ーく説明したいと思います。
「越前隊」 × 「久保田酒店」コラボ屋台(一応)
うちの駐車場内にあるので
「久保田酒店さんが始めたの?」
とよく聞かれるのですが、そうではありません。
運営は鯖江市河和田で山ウニのたこ焼き屋を展開している 越前隊 さんです。
久保田酒店でもずっと「試飲できないの?」「ちょい飲み屋やってよぉ~」と言われることは多かったのです。
が。
飲食の免許や設備等々・・なかなか簡単にはできないし「ご希望には応えたいけどどうしようねぇ・・・」と言っていたところに
越前隊の代表 イケメン関さんが
「鯖江駅前で山ウニをPRする屋台やりたいっす!!
福井のお酒を出してちょい飲みもやりたいっす!!」
と相談に来てくれたので
お?それならウチでどうでしょう、場所をお貸しします。うちはお酒はもちろん得意です。
そうですか、ではやりましょう。
という感じで期間限定で屋台を始めてみることになったのです。(ザックリ)
ちなみに「山ウニ」とは何ぞや?という方も越前隊さんのHPでそうぞ→山ウニとは?
朝・昼・夜 時間によって変化する
”人の集まる停留所”
こうして「ほやっ停」はJR鯖江駅前目の前、久保田酒店の駐車場&バスの停留所付近に設置されました。
バス停をイメージした看板には、営業時間も時刻表のように記されています。
① 朝 ちょっと一息待ち合い処 09:00~15:00
夜カウンターで飲むための椅子は、横に倒すと
まぁ、なんということでしょう
バス待ちのベンチに丁度良い高さになるのです。
雨風をしのぐにも、お散歩の途中にちょっとひと休みしておしゃべりするのにも気軽に使ってもらえるスペースに。
「もし良ければ、屋台の営業時間以外はバス待ちの人達が利用できると嬉しい」という私たちのワガママな希望に、関さんは快諾して素敵な工夫を施して下さいました。
(顔だけでなく心意気もイケメンです!押忍!!)
② 昼 山ウニ香るたこやき処 15:00~18:00
お店の看板メニュー☆鯖江市河和田に伝わる伝統の薬味「山ウニ」がふんわり香るタコ焼き
しょうゆ味・ソース味の2種類、トッピングのネギ・マヨのあるなしも選べます。
8個入り 500円 / 4個入り 250円
お出汁がきいていてピリッとサッパリ、リーピーター続出のクセになる美味しさ
テイクアウトはもちろん、店主とおしゃべりしながら屋台内でも食べられます☆
③ 夜 鯖江の薬味と地酒処 18:00~21:00
18時からはそのままちょい飲み屋さんに変身します。
この時間からはアルコール類(日本酒はもちろん地酒!)に加えておつまみメニューも。
薄暗くなってくると提灯の灯りに誘われて、どこからともなく呑兵衛さん達が。
ボチボチと
いい感じに
連日楽しそうです 笑
「ちょっと一杯」気軽に立ち寄って帰れる雰囲気なので、出張のサラリーマンが夕方ごろから一人でカウンターで飲んでいるのもよく見かけます。
以外に若い女の子二人組とかカップルの姿も見られて、よく言われる「今の若い人は飲まない」って案外そうではなくて飲みたいと思う場所がないだけなのかもしれないと思いました。
器はもちろん越前漆器!
越前隊さんの活動拠点&山ウニの産地、鯖江市の河和田地区は古くから漆器産業が盛んな地域です。
なので、「ほやっ停」のイートインで使われている什器類もすべて越前漆器の技術を用いたものです。
トレイに器類、冷酒を頼むと出される朱升 etc・・・
わざわざ明記はしていませんが、しな~っと(さりげなく)忍ばせる河和田の技。
うーんニクイなぁ。
つつましく出される本物に触れながらホッとできる場所
山ウニ香るたこ焼きとおつまみ&美味しい地酒のあるおしゃべり処
ほやっ停はこんな場所です。
みなさんどうぞご贔屓に
(でも店主は私じゃないよ)